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菊水堂の
「できたてポテトチップ」の誕生秘話。

東京マラソン

2011年に学生時代の友人と東京マラソンに申し込もうという話になり、10kmマラソンに運よく当選しました。
その年の東京マラソンは2011年2月27日に開催されました。
その後東日本大震災が起きました。
菊水堂は埼玉県の八潮市に工場がありますが、大きな被災は免れました。
しかしながら、材料の仕入れ先の工場が被災を受けポテトチップが作りたくても作れない日々が続きました。
その様な中、再度東京マラソンに申し込み、二度目の当選をしました。
当時、当選確率は10倍程度と言われており、2回連続で当たるなんて幸運だと感じました。
その時、マラソンを応援してくれる方々に何かプレゼントをしたいと思い、「工場で当日作った、できたてのポテトチップ」を考えました。

1. 経緯

代表取締役 岩井菊之

砂糖や小麦、卵、餡、油、バター、牛乳などの匂いや味に触れると、心が躍ります。
日々、ポテトチップのフライヤーのそばで、じゃがいもの揚がる匂いに出会います。
ポテトチップは揚げ菓子ですので揚げ物のようにできたてが一番美味しいです。
毎日工場で味の確認をしているとき、この状態をなんとか召し上がっていただけないものかと考えていました。
​そして、菊水堂の「できたてポテトチップ」が誕生しました。

3. できたてのおいしさ

できたてポテトチップとは

東京マラソンでのプレゼント企画を行った後、「できたてポテトチップ」という商品名の通販用の企画提案が出ました。
この中で、

  1. 菊水堂の「菊水ロゴ」と「初代夫婦が考えたカットしたじゃがいもを使って作ったポテトチップロゴ」を入れること

  2. 透明な袋で、中のポテトチップが見えることで安心感を与えたいこと

  3. 賞味期限を短く設定し、揚げたてを食べてもらうこと

を企画しました。

できたてのおいしいポテトチップを食べてもらうことを考えたのです。

2. コンセプト

キクスイドーのポテトチップ
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